* この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

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スイソウノ脳≒ システム構造

 「スイソウノ脳≒」のシステムは、各国の中枢システムをコントロールしている、スーパーコンピューター内に隠蔽して存在するワーム型のソフトウェアであり、世界30箇所存在するオベリスクをアンテナとした情報ネットワークで相互リンクしている。

ネットワークからの集積データーを元にした仮想現実世界を創り上げている。

 この情報ネットワークに対するハッキングは、現実世界からは強固なセキュリティによりガードされ進入することは不可能だが、膨大なトラフィックで通信している「スイソウノ脳≒」からの進入は容易であるがプロトコルの管理をco-ai(協働人工知能)が行っており、人間が直接操作することは不可能である。

「スイソウノ脳≒」存在理由

 2100年までには、人類の半数以上が高次脳機能障害を発症すると予測され、人間社会の機能低下による政治不安は勿論、国家間での安全保障も保てなくなり人類滅亡の危機に直面する。

 

 人類は完全にIDで管理され、IDに付随するデーターはその人間のDNA情報も含まれており、現在の行動パターンや、癖などの情報も常にアッデートされ、最新の情報がデーターに記録されている。

 

「スイソウノ脳≒」ではそのデーターを元に、仮想現実空間に現実社会を模倣した世界を創り、可視化し把握できるようにすることで、個体の詳細情報だけでなく全体を俯瞰して観察することができ、人間同士の関わり合いがどのような影響を及ぼしているのかを、物理的な距離を縮めて観察することができる。

 

 スイソウノ脳≒を使用したプロジェクトとは

人類の救済計画(crederete クレーでレート)、人類を滅亡へと導く人間の悪意【人間の意識下に存在する憎悪、復讐願望などの人間の逸脱行為】を意識下から取り除く為のプログラム『人間の悪意の根本原因(deviation 逸脱)を特定し、co-ai(協働人工知能)がその人物の意識を誘導(アシスト)することで、意識の正常化を行い(rectifyする)』現実社会において人間同士争いの無い、平和な理想社会の形成が可能だと考えていた。

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